新型コロナウイルスの感染拡大を機に、私たちのライフスタイルは大きく変わりました。リモートワークが馴染んで便利になった一方で、人とのつながりはコロナ以前より減ったように感じます。

「このまま一生出会いもなく独身なのだろうか……?」そんな不安から、自ら運命の出会いを探すべく結婚相談所やマッチングアプリを使う人も増えたことでしょう。

お相手に求める条件として、「経済力」を重視される女性も多いもの。そこで今回は、女性が結婚相手に求める年収と、現実とのギャップを解説していきます。

女性の理想は高い

一般社団法人 日本リレーションシップ協会が全国の25歳以上 50歳未満の女性414人を対象に行った「結婚相手に求める条件とパートナーの年収(2021年12月21日公表)」によると、結婚相手に求める条件1位は既婚・未婚者ともに「経済力」でした。

ちなみに2位が「価値観」、3位が「人柄」です。やはり、結婚相手となると家計を一緒に支える相手として「経済力」を最重視する女性は多いのでしょう。

では、具体的に女性は男性に対してどれくらいの「経済力」を求めているのでしょうか。

同調査によると、未婚女性の結婚相手に求める理想年収は「600万円以上 800万円未満」が最多となりました。

理想を思い描くのは自由なため、キリよく「1000万円以上」と意気込む人もいるかと思います。ただし、実際には高収入の男性の人数は限られているため、女性には妥協する心も必要になります。

次に、女性が男性へ妥協する年収ラインについて見てみましょう。