ここ10年ほど平均給与は400万円台前半
日本の平均給与は、ここ10年ほどほとんど変わっていません。
国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、2020年の日本の平均年収は433万円(男性532万円・女性293万円)。男女差は239万円です。
正規、非正規別に平均給与をみると、正規は496万円、非正規は176万円。その差は320万円にもなります。
ここ10年の平均給与の推移も確認しましょう。
上記を見て分かる通り、2010(平成22)年より平均給与は400万円台前半で推移しています。
正規・非正規や男女の平均給与差が大きいこと、また物価は上がるものの平均給与が上がらないことも、家計が苦しく感じる一因でしょう。