株式会社学情が2023年3月卒業予定の全国大学3年生、大学院1年生8249名に2021年4月1日~2021年10月31日まで行った「就職人気企業ランキング(2021年12月27日 公表)」によると、男性のランキング1位は伊藤忠商事、2位は任天堂、3位はアサヒ飲料でした。
3月頃から本格的にはじまる就職活動。中にはコロナ禍の影響を受けて転職を考えられる方もいるでしょう。
仕事について、やりがいや目標とともに気になるのが年収です。国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均給与は433万円。その平均よりちょっと上、年収600万円というとゆとりがある印象を受ける方も多いでしょう。
総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)2020年」では、「夫のみ有業世帯」、つまり専業主婦世帯の平均年間収入は677万円です。
今回は年収600万円に視点をあてて、その割合や手取りなどを確認します。
日本で「年収600万円」はどれくらい?
まずは先ほどの国税庁の調査より、日本で「年収600万円」の人はどれくらいいるのか見てみましょう。
日本で年収600万円は全体で6.5%と少数派です。
男女別に見ると、男性で9.2%、女性で2.6%ですね。男性のみではおよそ1割が年収600万円です。
年齢も年収を左右する一因となるため、年齢別の平均給与も確認しましょう。
年齢別では、45~59歳の男性では平均で年収600万円を達成すると分かりました。