老後資金は「自分でつくる」時代に
ここまでご紹介した、国の制度を活用して年金額を増やす方法以外にも、老後資金を準備する方法はあります。
それは資産運用です。公的な年金だけに頼らず、老後資金を「自分でつくる」ことができれば、より安心してセカンドライフを迎えることができるかもしれませんね。
貯蓄とは異なり、資産運用には元本保証はありません。そのため、集中的に投資をするのではなく、リスクを分散しながら積立を長期間で行えるかどうかがカギを握ります。
つまり、時間を味方にできれば、資産運用の結果も期待できる可能性が高まるといえるかもしれませんね。
2022年だけでなく、この先も安心して新しい年を迎えられるよう、今から資産運用のはじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和2年度 厚生年金・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「付加保険料の納付のご案内」
- 国民年金基金「国民年金基金制度とは」
- iDeCo公式サイト「iDeCoってなに?」
- 日本年金機構「年金の繰下げ受給」
吉田 奈都子