100枚買っても高額当選金の「当たらなさ」は変わらない

年末ジャンボ宝くじを1枚買って1等が当たる確率は2000万分の1でしたが、100枚買うと20万分の1になりました。

数字だけ見ると、随分と確率が高くなったような気がしますが、米チューレーン大学のスティーブンA.ネルソン教授の論文によると、小惑星や彗星の衝突で死亡する確率は、3000分の1から25万分の1の間だそうです。

20万分の1(0.0005%)の確率で当選するのは、これに匹敵するほど稀なケースということです。では、確率を1%まであげるには、何枚買ったらいいでしょうか。

確率を1%にするには

2000万分の1を100分の1にするので、20万枚買えばいいわけです。1枚300円なので、6000万円分買えば1等が当たる確率は1%になります。

言い換えれば6000万円出しても99%は外れるくじということです。いかに当たらないかがわかるのではないでしょうか。