さまざまな意見が挙がった18歳以下への10万円相当給付。すでに自治体より支払通知書が届いたり、振り込みのあったりしたご家庭もあるでしょう。
「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」として位置づけられた「子育て世帯への臨時特別給付」ですが、子育て家庭の経済的な問題は子どもの人数にも影響しているようです。
株式会社ネクストレベルが運営する縁結び大学が、2021年10月22日~10月25日に20代から40代の子どもを持つ男女231人に行った「希望していた子どもの人数と、実際の子どもの人数の相違」の調査によると、「欲しかった子どもの人数を授かることができた?」という質問に「希望よりも少なかった」と答えたのは61.5%でした(2021年12月8日公表 )。
どのような理由が希望する子どもの人数へ影響しているのか、具体的に見てみましょう。
今の子どもの人数と希望は?
同調査の今の出産予定を含んだお子さんの人数を確認すると、以下の通りです。
子どもは1人の方が4割と最も多く、次いで2人が約3割、0人が約2割ですね。
では、希望している(していた)子どもの人数は何人でしょうか。
希望する子どもの人数は2人が57.6%、3人が24.7%、1人が13.4%という結果になりました。これから2人目、3人目を出産予定の方も含まれますが、中には子どもの人数が希望通りにいかないという方もいるようです。
希望よりも子どもの人数が少ない理由について、1位は「経済的な理由」でした。子育てには日々の生活費だけでなく、教育費や学用品費、塾・習い事代などさまざまな費用がかかります。
では、みなさんが希望人数の子どもをもつために必要だと感じているものについて見ていきましょう。