お金持ちの共通点3.すべてを投資と考えて行動する

先ほど、お金持ちの人たちは余計なものにお金は掛けない傾向があるとお話しさせていただきましたが、逆に価値のあると思ったものにはとことんお金を掛けます。

例えば、絵画や時計、車、家、これらすべてを投資と考えてお金を投じます。

本物に掛けるお金は、とことん投じます。

私が覚えているのは、1本の時計だけでも数千万円、別宅の玄関に飾ってある絵画だけでも数千万円から数億円のお金をかけている人もいました。

住宅に関しても、「必ずいつか資産価値が上がる」という観点で購入しているため、同じマンションの1室を買うにしても、自分が価値があると思った部屋を購入できなければ即座に購入をやめます。

私の印象として、富裕層の方々は、勿論将来的に価値が上がって資産として保有し、最終的に売却することで、大きなリターンを得るためにお金を掛けているという考え方もできますが、それよりも価値そのものにお金を掛けることに意味を見出していたと感じています。

時間への「投資」も

そして、お金持ちの方々がなによりも大事にしていた投資が時間への投資です。

富裕層の方々は、時間に対する考え方がとてもシビアで何にどれぐらいの時間を使うのかに対して非常に関心を持っています。

例えば、担当の営業が1分でも約束の時間に遅れようものなら、その後取引をして貰うことは未来永劫無理でしょう。

また、話しが出来たとしても有益な情報を提供したり、面白い提案が出来なければ、その後の商談に発展することは難しくなってしまいます。

逆に、富裕層にとって価値のある話しや商品を提供することができれば、そのことに対しての時間を惜しげもなく提供してくれます。

時は金なりということわざがありますが、正に富裕層の方々はここを強く意識していると言えるのではないでしょうか。