働く世代は「資産運用」も視野に入れよう
いまのシニア世代が受け取る年金額をながめたあと、働く世代の「老後不安」についても触れました。
働き盛りの私たちが、遠い将来に向けて始めるべき「お金の準備」。預貯金だけではなく資産運用で効率的にお金を増やすしくみも、ぜひ視野に入れていきたいものですね。
そこでまずポイントとなるのは、「時間を味方につけること」です。
資産運用は、運用期間が長ければ長いほど、「複利のメリット」が高まります。「利子に利子がつく」「雪だるま式に資産を増やす」などと例えられる、あの「複利」です。
「つみたてNISA」や「iDeCo:イデコ(個人型確定拠出年金)」などの活用を検討してもよいでしょう。いずれも少額からの投資を後押しする国の制度です。
働きざかりの世帯は、住宅ローンや教育費と並行し、老後資金の準備も視野に入れていければ理想的ですね。
毎月少額から投資できる制度は、そんな「働く世代」にピッタリです。2022年こそ、「コツコツ投資」を始めてみませんか?
年末年始のお休みには、ぜひ情報収集をスタートしてみてくださいね。
参考資料
鶴田 綾