はたらく世代のお金事情「老後の不安」

ここでいったん、働く世代の「お金事情と老後の不安」について考えます。

国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査―調査結果報告―」によると給与所得者の平均給与は433万円で前年に比べると0.8%減(3万3000円の減少)。働く世代にとっては、厳しい結果であるといえそうです。

コロナ禍で見通しが立ちにくい中、老後生活に漠然とした不安を覚える方も多いはず。

若い頃は「夫婦の年金で老後は何とかなるだろう」と考えていたけど、年齢を重ねて現実が見え、危機感が増した、という世帯も多いでしょう。

おひとりさま世帯であれば「ひとりの老後」を前提に、お金と暮らしの備えをしている人も多いはず。早くから危機感を持って、老後資金の準備に取り組めると理想的ですね。

夫婦世帯・単身世帯、いずれの場合も、健康状態やライフスタイルに沿った「老後の資金計画」を進めていきたいものです。