コロナ禍2年目の年末年始を迎えようとしています。記憶に新しい第5波デルタ株の流行で、夏場は外出自粛を余儀なくされましたね。だんだんと国内の感染状況は落ち着き、オミクロン株の動向を心配しながらも、年末は久しぶりの家族や友人との再会を楽しみにされている方もいるでしょう。

外出自粛を繰り返すコロナ禍では、これまでとお金の使い方も変わりました。気が付けば「コロナ禍になってから買わなくなった」というものもあるでしょう。今回は女性に視点をあてて、コロナ禍で特に買わなくなったものを3つご紹介します。

キレイめのワンピースやヒールの高い靴

ランチや飲み会に出かけたり、旅行やイベントに参加したりといった機会が一気に減ったコロナ禍。おしゃれをして出かける機会が減り、キレイめのファッションを着なくなった女性もいるでしょう。

特にシフォンのブラウスやキレイめのワンピース、ヒールの高い靴、アクセサリーなどはお出かけの機会がないとなかなか出番がなくなります。着ていく機会がなく、おうちにいる間はリラックスしたいと思うと購入頻度も減るでしょう。

代わりにルームウェアやパーカー、カジュアルなワンピースにお金をかけるようになったという声も。また、おしゃれさよりも素材にこだわるようになった方もいるのではないでしょうか。

こういった変化はアパレル業界の業績にも変化を与えています。

アパレル大手「株式会社ワールド」の「2022年3月期 第2四半期報告書 」 によると、2021年4月1日~9月30日の売上収益は773億3000万円(前年同期比2.2%減)、コア営業損失が19億700万円でした。

その一因として構造改革に伴う大量退店の影響のほか、デルタ株の感染急拡大による消費マインドの低迷の長期化などが考えられるとのことです。