ファンデーションやリップ

外出時はマスクをつけるため、メイクをしても隠れてしまうようになりました。特にマスク下に隠れるリップや、マスクについて落ちてしまうファンデーションは使用頻度が減るでしょう。

一方で、アイシャドーやマスカラなどは引き続き買われている方もいるのではないでしょうか。

株式会社ナリス化粧品が2021年10月1日~14日の間に15歳〜54歳の全国の女性2111名に行った調査によると、「ファンデーションを使用していない女性」はコロナ禍以前の11.5%から21.3%へと倍増しました(コロナ禍以前とは、2019年11月に実施したメイクの使用実態調査のこと)。

一方で、最も使用者が増えたのは「ノーズシャドウ」でコロナ禍以前の33.6%から40.5%へ増加。「マスカラ」は62.1%から64.6%へ、「コンシーラー」は52.4%から54.5%への微増です。

最も重要なメイクアイテムは「アイシャドウ」と答えた女性が幅広い年齢層で見られました。

業績をみると、資生堂の121期(2020年1月1日~2020年12月31日)の売上高は前期比約18.6%減の9208億8800万円、営業利益が約86.9%減の149億6300万円でした。コロナ禍の影響は化粧品業界にも大きな影響を与えていると分かります。