早春の庭を鮮やかに彩ってくれるアネモネ。細い枝に咲く花が、春風に吹かれてユラユラ揺れる様子がとてもかわいい花です。

人気ゲームソフト「あつまれどうぶつの森(あつ森)」に登場する花としてもよく知られていますね。

今回はアネモネの特徴や育て方などを詳しくご紹介。あわせて切り花としての飾り方についても解説します。

アネモネとはどんな花?

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  • キンポウゲ科イチリンソウ属
  • 多年草
  • 草丈:15~50センチ
  • 参考価格:300~600円程度(ポット苗)※球根は30円前後

アネモネは早春の2月~5月頃に愛らしい花が咲く球根植物です。

大人気ソフト「あつまれどうぶつの森」では白、オレンジ、赤、ピンク、紫、ブルーのアネモネが島の至るところに咲いて、プレイヤーを楽しませてくれます。

実際のアネモネの花色にも同じ色があり、ビビッドな色合いが多いのが特徴です。

花の形も一重や八重、半八重とさまざまな種類があります。深い切れ込みがある形の葉もキレイで、花壇用だけでなく切り花としてもよく利用されます。

アネモネという名前はギリシャ語で「風」を意味する「アネモス」が語源。ギリシャ神話や伝説にも多く登場する花で、古代より人との関わりあいが深かった植物であることがわかります。