日本の給与所得者の平均年収はいくらか
2021年9月に国税庁より発表された「令和2年分 民間給与実態調査統計」によれば、日本の給与所得者の平均年収(平均給料・手当+平均賞与)は433万1000円となっています。
最近では、岸田新政権下では「賃金アップ」が話題となっています。
では、実際はどうかというと、平成22年(2010年)に平均年収が412万円であったものが、令和2年(2020年)に433万ですから、10年で21万円、つまり5%しか上昇していないことになります。
年収400万円から500万円以下は給与所得者の何パーセントか
令和2年の給与所得者全体では、5244万6000人います。
そのうち、年収400万円超から500万円の給与所得者の人数は、764万3000人。
これは全給与所得者のうちの14.6%に当たります。
つまり働く人で給与を得ている人の7人に一人は年収で400万円超から500万円の幅に収まるということになります。