【年齢別】国民年金(基礎年金)・厚生年金の受給額
次に、年齢別の受給額を5歳ごとに見てみましょう。
「国民年金(基礎年金)」年齢別の平均受給額
- 65歳~:5万7440円
- 70歳~:5万6947円
- 75歳~:5万6056円
- 80歳~:5万6853円
- 85歳~:5万5958円
- 90歳以上:4万9232円
「厚生年金保険(第1号)」年齢別の平均受給額
- 65歳~:14万4064円
- 70歳~:14万7292円
- 75歳~:14万7957円
- 80歳~:15万8309円
- 85歳~:16万2964円
- 90歳~:16万1044円
※国民年金部分を含む
国民年金の受給額は年代別で大きな差はないようです。一方、厚生年金の受給額は若ければ若いほど減っているのがわかります。
これは、今の年金受給者のために必要な財源を、今の保険料収入から用意する賦課(ふか)方式が影響しているからでしょう。
財務省によると、2014年には65歳以上の高齢者ひとりを現役世代(20歳~64歳)2.2人で支えていたのに対し、2025年には1.8人で支えることになると推計されています。
少子高齢化が進む日本では、保険料を払う現役世代が減少するほど、年金受給額も減るという仕組みなのですね。