資産の寿命は「長期・分散・積立」で延ばそう
今回は、70歳から先のシニア世帯の貯蓄事情について見てきました。
同調査によると「金融資産が1年前よりも減少した」と回答した70代以上・二人以上世帯の割合は31.4%。定期収入が減ったことによる貯蓄の切り崩し、自動車や家電などの購入費用、といった理由が上位にランクインしています。
「人生100年時代」はそこまで来ています。食事や運動に気を配り健康寿命を延ばす努力と、資産運用で「お金の寿命」を延ばしてあげる工夫、並行して進めていけると理想的ですね。
資産運用は一部の富裕層だけが行うものではありません。現役世代のみなさんであれば、積立投資によって、じっくり時間をかけてお金を育てていくことも可能です。
将来に向けた資産形成は「長期・分散・積立」が黄金則といえます。とはいえ、金融商品のチョイスに迷って二の足を踏んでしまう、積立を途中で続けられなくなってしまう、といったケースもあるでしょう。
最適な資産運用のスタイルは人それぞれ。無理なくコツコツと継続できる方法を見つけてくださいね。
まずは情報収集から始めてみましょう。ウェブサイトやマネー誌などを活用しながら、ぜひ「お金の勉強」を楽しんでいただきたいと思います。