エバーフレッシュ

  • マメ科コヨバ属
  • 常緑高木
  • 原産地:東南アジア、中南米
  • 参考価格:1万~2万円前後(8~10号鉢、160センチ前後)

華奢な樹形と、細かな切れ込みの入った涼しげな葉がおしゃれで人気のエバーフレッシュ。夜になると葉を閉じるおもしろい性質を持つネムの木の仲間です。

現地では30mを超える大型高木で、室内ではコンパクトに仕立てることで迫力がありながらも、涼しげな印象でお部屋をおしゃれな印象にしてくれるでしょう。

エバーフレッシュには耐陰性もありますが、レースカーテン越し程度の日当たりの良い場所が好みます。窓際に置くと、日がよく入る日には木漏れ日を楽しむこともできます。

エバーフレッシュは夏の気温の高い間は屋外でも管理できますが、低温には弱い性質。寒くなったら室内の暖かい場所で管理しましょう。

エバーフレッシュの生育期である春~秋は、土の表面が乾いたら底から水が出るまでたっぷり水をあげましょう。

気温が下がる冬は水やりの回数を減らします。土の表面が完全に乾燥してから2~3日後に水やりをしましょう。

水やり回数を減らして、葉が閉じたままだったり落葉するようなことがあれば、水やりの回数を増やしてみるなど様子を見ながら調整して下さい。

葉水は害虫予防と乾燥対策のため、毎日行いましょう。エバーフレッシュは葉にホコリがたまりやすいので、濡れたティッシュなどで拭いてあげます。肥料は生育期に緩効性の置き肥を与えるのがおすすめです。

大型のエバーフレッシュも大きくなりすぎないように、適宜剪定も必要です。空間に合う好みの樹形になるよう意識して整えるといいですよ。

2~3年に1度は、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。

まとめにかえて

大型の観葉植物は、そこにあるだけで癒しをくれる存在です。ソファなど、くつろげるスペースの近くに置けば室内にいながら木陰でくつろいでいる気分になれますよ。

適切な日々のお手入れと共に、大型観葉植物と長く付き合っていきたいですね。

大城 望