「クリスマスフラワー」という別名を持つポインセチア。鮮やかな赤色と星にも似た形の花が、クリスマスの雰囲気を華やかに盛り上げてくれます。

寒い冬に出回る花ですが、じつは寒さは少し苦手。枯らさずに育てるにはコツが必要です。

今回はポインセチアの育て方やお手入れについて解説します。うまく冬越しできると、翌シーズンも赤く色づいたポインセチアを楽しめますよ!

ポインセチアとは?どんな植物?

クリスマスにぴったり!ポインセチア(Leena Robinson/Shutterstock.com)

  • トウダイグサ科トウダイグサ属(ユーフォルビア属)
  • 参考価格:900~3000円程度

ポインセチアはメキシコが原産地の観葉植物です。アメリカ人のメキシコ大使、ポインセット氏が、駐在中に発見した原種をアメリカに持ち帰って紹介したのでこの名前が付きました。

赤い花のように見える部分は苞(ほう)といい、花を守るために葉が変化したものです。本当の花は、中央にある小さな黄色い部分でほとんど目立ちません。

鮮やかな赤がポインセチアのメインカラーですが、近年では品種改良によってクリーム色やピンク、白、斑入りのものなどバリエーションも増えています。

クリーム色のポインセチア(photolona/Shutterstock.com)