ポイ活や口座の使い分けなどお金の工夫を始めた
37歳のMさんは普段よく利用する店舗やネットショップで利用できるポイントでポイ活をスタート。ポイント経済圏を意識して、金融機関の利用やポイント投資も始めました。
他にも先取り貯金のために貯蓄専用口座を作ったと言います。
「大雑把な性格なので、自分のできる範囲でゆるくポイ活を始めました。『確実に貯まる実感』をリアルに感じるために先取り貯金もしています。一度登録すればあとは自動的に貯まるものが多いので、忙しい人にもおすすめ。目に見えて貯まるのが分かるとモチベーションも持続しやすいです」
転職や副業などは簡単にできませんが、ポイ活や先取り貯金は比較的取り組みやすいでしょう。年末年始の時間のある時にはじめてみるのもいいですね。
細かな節約は結局続かないものもあります。「来年こそもっと貯金したい!」という方は、思い切ってこれまでの習慣を変えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズやライフプランにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で趣味は音楽鑑賞と読書(2025年7月4日更新)