今後の注目点

足元は2021年の初めのころの水準からは調整しており、10月には販売数としては5000台を割る状況に。

今後も半導体の調達状況なども生産台数に影響し、販売台数もそれに応じた格好にならざるを得ないが、2021年はじめの販売状況はコロナ影響による消費者の車に対する嗜好の変化ともいえよう。

自動車産業を取り巻く環境は、技術面においては自動運転やEVか、合わせて気候変動への対応といった大きな変化を避けられないが、最も重要なのは、消費者が自動車に何を求めるかであろう。

今回のアルファードの販売台数はそうした変化を考えさせるデータともいえる。

参考資料

泉田 良輔