金額別にキャッシュレス決済手段を分ける

ポイ活を極めようと思えばさまざまな方法がありますが、忙しくて面倒なことはしたくない人もいますよね。ズボラさんでもゆるくポイ活を始めるに、まずはキャッシュレス決済手段を2~3個に絞るといいでしょう。

ポイ活の恩恵を受けるには、はじめるだけでなく続けることが大切。長く続けてコツコツとポイントを貯めるなら、「簡単に利用できる」かつ「オトクを実感できるもの」が良いでしょう。

キャッシュレス決済の中でも、まずは自分がよく使うスーパーやコンビニなどで利用できるものを複数あげます。その中から還元率の高いものを検討しましょう。還元率は会社によってさまざまですが、1%以上あるものならポイントが貯まる感覚をリアルに感じられます。

決済手段は、買い物時のおおよその金額別に決めるのも良いでしょう。金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2020年)」から、金額別の決済手段の割合をみていきます。

「1000円以下」の主な資金決済手段(2つまでの複数回答)

  • クレジットカード:14.1%
  • 現金:70.8%
  • 電子マネー(デビット・カード含む):29.6%

「1万円超5万円以下」の主な資金決済手段(2つまでの複数回答)

  • クレジットカード:65.1%
  • 現金:33.9%
  • 電子マネー(デビット・カード含む):6.4%

日常の買い物では現金や電子マネー、1万円以上の大きな買い物になるとクレジットカードを利用する人が多いですね。

クレジットカードのデメリットである「後払い」。大きな買い物は使った金額を管理しやすいですが、1万円以下の日常での買い物は管理しにくいもの。使い過ぎを避けるためにも、「大きな買い物はクレジットカード・普段の買い物はクレジットカード以外のキャッシュレス決済」で検討するといいでしょう。