児童手当、2022年秋には年収1200万円以上で廃止
今回話題となった児童手当について、内容を再確認しましょう。
児童手当の月額
- 3歳未満:一律1万5000円
- 3歳以上小学校終了前:1万円(第3子以降は1万5000円)
- 中学生:一律1万円
児童手当には所得制限があり、夫婦どちらかが以下の金額以上の場合、特例給付で「児童1人当たり月額一律5000円」となります。
【児童手当の所得制限】扶養親族等:所得制限限度額・収入額の目安
- 0人(前年末に児童が生まれていない場合等):622万円・833.3万円
- 1人(児童1人の場合等):660万円・875.6万円
- 2人(児童1人 + 年収103万円以下の配偶者の場合等):698万円・917.8万円
- 3人(児童2人 + 年収103万円以下の配偶者の場合等):736万円・960万円
- 4人(児童3人 + 年収103万円以下の配偶者の場合等):774万円・1002万円
- 5人(児童4人 + 年収103万円以下の配偶者の場合等):812万円・1040万円
モデル世帯となるのが「夫と専業主婦、子ども2人の家庭」で、年収960万円以上が所得制限の対象になります。そもそもこのモデル世帯についても、共働きが多い現代では議論されるべきかもしれません。
さらに2022年10月分からは、夫婦どちらかが年収1200万円以上の場合には児童手当が廃止されます。