つみたてNISAやiDeCoの国の制度も浸透している昨今、資産運用に関心を持たれる方も非常に多くなっているようです。
今までの私の経験になりますが、資産運用をはじめてする初心者なのにも関わらず、いきなりリスクが高いものから始める方がいらっしゃいます。
中には「失敗してしまった。これからどうしたらいいですか?」という、ご相談も少なくありません。
そこで今回は、そこで本日はFPの資格を持ち、ファイナンシャルアドバイスをしている私から、はじめて資産運用をされる方に注意していただきたい点を解説していきたいと思います。
投機とは?投資との違いについて
資産運用するにあたって、明確な定義はありませんが「投資」と「投機」という言葉があること、それぞれの言葉の意味の違いを理解することが大切です。
「投資」は、将来が有望な投資先に、長期的に資金を投じることです。そして、「投資」に対して「投機」とは、相場の変動を利用して利益を得ようとする短期的な取引で、相場によっては大きな損失が発生する可能性があります。
どちらも元本保証があるわけではないところは共通です。
「投機」の運用スタイルといえば、デイトレードが代表的なものです。運が良ければ1日で倍になることも半面、リスクが高いものなので半分になる可能もあるといえます。
一方で、「投資」は数年、数十年という期間でゆっくりと資産を増やしていくもので、資産形成には貯蓄と並んで合っているといえます。