さらに、この目標を実現するための方法は「1-a」のようにアルファベットで示されています。

  • 1-a 開発途上国、特に最も開発が遅れている国で、「貧しさ」をなくすための計画や政策を実行していけるよう、いろいろな方法で資金をたくさん集める。
  • 1-b それぞれの国や世界で、貧しい人たちのことや男女の違いなどをよく考えて政策をつくり、「貧しさ」をなくすためのとりくみにもっと資金などを増やして取り組めるようにする。

(参考資料:公益財団法人日本ユニセフ協会 SDGs CLUB)

これら1-1~1-5、1-a、1-bを合わせると目標1だけで7つのターゲットがあります。17の目標それぞれにこのようなターゲットがあり、合計すると169のターゲットになります。

つまり、具体的な目標はターゲットに示されており、その実現のための方法もターゲットに示されていることになります。

SDGs、日本の認知度は?

SDGsは世界中の人々がよりよい未来を築くために定められた目標です。

世界の人々がこの問題に関心を持ち、地球環境の保全をはじめとして、貧困、人権問題、紛争、ジェンダーなど、さまざまな難問を解決に導くよう行動することを、SDGsでは求めています。

先進国である日本はこの問題についてどのような意識を持っているのでしょうか。少し心配なデータが出ています。

2年前の調査ですが、2019年9月に世界経済フォーラムが発表したSDGs認知度調査では、日本人の51%が「SDGsを知らない、聞いたことがない(Have not heard of them)」と回答。これはイギリスと並んで調査国28カ国中、最下位の結果です。

さらに「SDGsを知っている、身近に感じる(Familiar)」と回答した人は8%。単独で最下位の結果です。

最近では、メディアや教育現場でもSDGsに関する問題が取り上げられ、徐々に私たちの生活にも取り組みの動きが広がっているようですが、日本でのSDGsの認知度は他国と比較しても遅れている現状が浮き彫りになっています。

まとめにかえて

世界中で多発する異常気象などの環境問題は、地球温暖化が影響していると言われています。

温暖化の原因のひとつはCO2やメタンガスの排出量の増加。環境問題に敏感なヨーロッパなどは、いち早く脱炭素社会を目指し、多くの企業がクリーンエネルギーへのシフトを加速させています。

企業のような大胆な変革は個人にはできにくいことですが、SDGsを意識して、まずは地球上で起こっている問題を知ることも必要です。

その上で、いま自分にできることを考えてみるのもよいかもしれませんね。

参考資料

LIMO編集部