子供がやりたいものに絞って習わせるにしても、毎月の月謝はかさみます。筆者の2人の子供たちも水泳やそろばん、通信教育をやっており、時折見直しをしてはいるものの毎月かかるお金は安くはありません。
また、2人とも公立の小学校に通っていますが、給食費や教材費、高学年になると修学旅行の積み立て金なども必要になります。さらに、放課後や夏休みなどに学童を利用すれば、その費用もかかります。
一般的に公立はお金がかからないというイメージではありますが、こうした費用は意外と見落としがちかもしれません。
共働き世帯の妻は忙しい
総務省が5年ごとに実施する「社会生活基本調査」の平成28年度の生活時間に関する結果を見ると、6歳未満の子供がいる共働き世帯の妻は、4時間以上の仕事をこなしながら家事や育児のほとんどを担っているということがわかります(図表1参照)。