二人以上世帯の1年間のガス代と節約術
それでは次に、1年間のガス代をみていきましょう。
二人以上世帯・2020年(令和2年)のガス代
- 1月:5850円
- 2月:6326円
- 3月:6360円
- 4月:5947円
- 5月:5328円
- 6月:4563円
- 7月:3862円
- 8月:3511円
- 9月:3192円
- 10月:3240円
- 11月:3987円
- 12月:4581円
ガス代が5000円を超えるのは1~5月で、最も高いのは3月の6360円。つまり利用月としては12~4月で高くなり、2月に最もガスを使用することになります。夏のガス代と比べると、およそ2倍ですね。
冬にガス代が高くなる一因として、設定温度を上げたり、追い焚きの回数やシャワーの時間が増えたりすることが考えられるでしょう。また、鍋や煮物など時間のかかる調理の機会も増えます。
冬場は、水温自体も低くなります。東京都水道局によると、令和2年度で最も水道水の水温が高い8月は平均26.9度、最も低い1月は8.4度。夏に比べると水温は約3分の1で、低くなった水温を温めるためにもガス代がかかるのでしょう。
ガス代はかかりますが、お風呂での我慢は健康に影響が及ぶ危険性があります。温かさを保つ方法として、保温シートを使い追い焚きの回数を減らすなどの工夫をしましょう。
料理時には電子レンジや圧力鍋、自動調理鍋、IHクッキングヒーターなどを活用することで、ある程度ガス代をおさえることができます。洗い物の際には、設定温度を下げるようにしましょう。