専門家のレポートや講演で取り上げられた銘柄をウォッチする

最後は専業投資家、40代のDさん。「いろんな専門家が出すレポートを読んで、自分なりにその銘柄のチャートを見たり、ニュースを見たり、財務状況を見たりして『この銘柄は買っていいか?』を分析している。経理の仕事をしていたこともあって、財務諸表には強いからマジメに分析をしてみようと…」と話します。

「自分では正攻法だと思っている」というDさん、「アナリストたちが取り上げる銘柄の中から自分の興味が湧いた銘柄をピックアップして、直近のプレスリリースや会社の事業案内、財務諸表などを見るのだそう。

「最近ではYouTubeで投資情報を発信している人も多いし、証券会社各社もオンラインセミナーを実施している。そういうのを見て、ピックアップされている銘柄を分析するのも楽しい」と話してくれました。

おわりに

人によって投資情報の収集方法は異なりましたが、多くの人に共通していたのはアナリストのピックアップした銘柄の中から選ぶということでした。専門的な分析は専門家に任せ、あとは自分の興味や予算にマッチしたものを選ぶというのは、初心者にとっても取り組みやすそうです。

参考資料

会員の主要勘定及び顧客口座数等(日本証券業協会)

大塚 ちえ