ドラマ「二月の勝者ー絶対合格の教室ー」では、中学受験がテーマとなっています。
小学生もしくは未就学の子どもがいる家庭にとって、一度は中学受験を考えたご家庭も多いのではないでしょうか。
文部科学省の「学校基本調査」によると、2019年度の私立中学校に通う生徒は約7.4%となっています。地域によって差がありトップ5は以下の通りです。
- 東京都:25.0%
- 高知県:18.1%
- 京都府:13.4%
- 奈良県:12.6%
- 神奈川県:11.1%
そこで今回は私立中学受験について、費用を中心にお話ししたいと思います。
受験前の気になる費用は?
中学受験を考えている人のほとんどは、小学生から塾に通うことが一般的になっています。
大手中学受験塾の費用の一例は以下になります。
SAPIX
入学金:3万3000円+2か月分の授業料
授業料
- 4年生:4万1800円
- 5年生:5万2800円
- 6年生:5万9950円
日能研
入塾金(4年生~):2万2000円
授業料
- 4年生(Wコース・4科)2万900円
- 5年生(Wコース・4科)2万6334円
- 6年生(Mコース・4科)4万2768円
このように、小学校とは別の学習が必要になり、経済的負担は大きくなります。因みに文部科学省「平成30年度子どもの学習費調査の結果について」では、保護者が支出した1年あたりの公立小学校の経費は32万1281円です。
受験後の費用は?
文部科学省「平成30年度子どもの学習費調査の結果について」より保護者が支出した1年あたりの経費は私立中学校は140万6433円となっています。一方で、公立中学は48万8397円ですので約3倍です。
私立中学を過ごすためには、3年間で約420万必要となりそうです。