多肉植物を植え付けよう
それでは、実際に多肉植物を鉢に植え付けてみましょう。
植え付けに必要なツール
多肉植物の植え付けに必要な道具は、以下の5点。
- スコップ
- ピンセット
- マドラーなど細めの棒
- ハサミ
- 鉢底ネット
土を鉢の中に隙間なく詰め込むのに、木製マドラーが必要になります。なければ、お箸のような細い棒で大丈夫です。根を切るためのハサミは熱湯で消毒しておきましょう。細かい作業になるので、ピンセットが重宝します。
鉢底ネットは害虫の侵入を防ぎますので、鉢底に敷いておきましょう。目が細かく、丈夫なもので似たようなものがあれば代用可能です。
多肉植物の植え付け手順
まず、苗の底を軽くもみ、土をほぐします。
次に苗を持ち、ポットから引き出しましょう。横にして出そうすると、多肉植物の隙間に土が入り込んでしまうので、上へ向けることが大切です。根がしっかり張っている場合は、根を傷つけないようピンセットを使います。
根についている古い土は、やさしく揉んでふるい落とします。
植え付け時に最適な根の長さは、鉢に入れた時に鉢底に付かない程度。長い場合はハサミでカットしましょう。
次に鉢底ネットを底穴の上に敷いたあと、高さ1センチほど土を入れます。苗を鉢に入れ、片手でそっと覆うように持ち、脇から少しづつ土を入れていきます。
鉢の8分目までふんわりと土を入れたら、鉢の側面を軽く叩き土を底に落とし込みます。このとき、植物が中に落ちないよう、手で植物を押さえていてください。
土の中の隙間を埋めるために、マドラーを土の中にザクザク差し込んでいきます。このとき、根を傷つけないようにしてください。鉢側面に沿って動かしたほうが無難です。
隙間を埋めたら、再び土を足します。根が地表にでないよう、しっかり土の中に入れ込んでください。最後にマドラーで整えて完成です。