資産運用に定年なし
お金を増やす方法は、基本的に2つ。自分で働くか、お金に働いてもらうかです。元気なうちは働き続けることも大切ですが、人間ですから、誰しも病気のリスクは抱えています。年齢を重ねるうちに、「いつまで働けるだろうか」という不安は頭をよぎるでしょう。また、仕事には基本的に定年があります。
一方で、お金を増やす資産運用には定年がありません。年をとってもお金を増やすスキルをもっているということは、ひとりで生きていく上での安心感にもつながるでしょう。
投資ははじめるまでに時間がかかりますが、実際にはじめることで理解も進み、またニュースなどを目にするようにもなります。現役時代は忙しいのでなかなか学ぶ時間もありませんが、定年を迎えれば時間も生まれて、資産運用について学ぶこともできるでしょう。
稼ぐ手段はいくつもっていても損はありません。そういった視点から、おひとりさまを生き抜くためのスキルとして資産運用について考えてみるのもいいでしょう。
参考資料
- 国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集 2021年版」
- 金融庁「資産運用シミュレーション」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)」
- 金融庁「つみたてNISAの概要」
- 金融庁「NISA 口座の利用状況調査(2019 年 12 月末時点) 」
- 金融庁「NISA 口座の利用状況調査(2020 年 12 月末時点) 」
- 金融庁「NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査 (2021 年6月末時点) 」
宮野 茉莉子