投稿者さんインタビュー

――地震時の状況や心境について、教えていただけますか?

「当時は娘と2人、寝室で寝ていました。完全に油断しており、無防備の状態だったので、怖く感じました…。3.11のこととか、ずっといわれている首都直下型地震とか、防災リュックのこととか、頭ではいろいろ思いが巡りましたが…動けなかったです。

実は防災意識の低い我が家なのですが、何がきっかけだったか、春に家族三人で防災リュックを作ったんです。半分イベントのようにワクワクしながら作り、我ながら良くやったと悦に入ってましたが、ちょうど数日前に娘がリュックからお菓子袋を引っ張りだして食べてました。注意したのですが、『アメが溶けてるから』と逆にプレゼンされて、私も手を出したことがあり、地震の最中に後悔しました…。

防災リュックが整っているかどうかで、地震の際の怖さが違うかもしれません」。

――心の準備も整わない中で、なかなか機敏には動けませんよね…ちなみにお菓子は補充されましたか?

「お菓子買いました!まだリュックには入れてないのですが、食べられちゃう前に早めに入れたいと思います。

子供にリュックを整えておく大切さを話しましたが、本人は地震の最中の起きなくて知らなかったので、あまり響いてないかもしれませんね…。孫びいきのばあばが、『お菓子は長持ちはしないから、定期的に入れ換えないとね』と、孫をかばってました。一理ある」。

――たしかに、その通りですね

「もしかしたら、お菓子を入れ換えを機に、防災リュックの見直しをするというのも良いのかもしれませんね。季節で必要なものも変わるわけだし」。

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今回の地震を機会に、もう一度防災への備えを確認しておくべきタイミングかもしれませんね。皆さんはどう思いましたか?

増田 雄三