iDeCoの注意点も確認しよう

ただ、iDeCoもメリットばかりではありません。

続いて、iDeCoを始める際の注意点を2つ確認していきます。

1つ目の注意点は、iDeCoは「置かれている状況により掛金の上限が異なる」という点です。

  • 会社員かそうでないか
  • 会社の退職金制度があるかないか
  • 退職金制度がある場合はどのような退職金制度か

などによって、掛け金の上限が変わってくるのです。

老後に向けて、iDeCoで出来るだけ多くの掛け金で積み立てて節税したいと思っても、意外と掛けられる金額が少ないという場合もあります。

自分がどのくらい掛け金をかけられるのか知りたいという方は、「iDeCo公式サイト」の「iDeCo(イデコ)をはじめるまでの5つのステップ」ページ内にある「カンタン加入診断」を受けてみましょう。

2つ目の注意点は、「60歳までは原則引き出しができない」という点です。

多くの金融商品は、どうしてもお金が必要な場合に、引き出し・解約・売却などの方法で、お金を取り出せます。

それに対しiDeCoは、60歳になるまでは原則引き出しができません。その制限を考慮した上で毎月の掛金を検討する必要があるでしょう。

もっと詳しく知りたいという方は、国民年金基金連合会「iDeCo公式サイト」で内容をご確認していただくと良いかと思います。