教育費は「課金ゲームとは違う」
人生の三大資金と呼ばれる「住宅資金・教育資金・老後資金」。この中で、最も「ケチりたくない派」が多い項目、それが子どもの教育資金ではないでしょうか。
子どもの教育費は「課金しただけ成果が見える」といった単純なものではありません。そもそも「子育てで元を取ろうる」という発想自体がナンセンス。だから教育費って膨れ上がりがちになるのかもしれませんね。
とはいえ、多くの世帯では、住宅ローンの返済と同時並行で教育費の捻出をしています。これらのコアな出費から解放されるころには、親自身の老後の暮らしも意識していく必要が出てくるわけです。
家族のライフスタイルに合った資金計画を立てておくことは当然ですが、収入・貯蓄を増やすというのも限度があります。また、勤め先の倒産や病気といった不可抗力で当初の計画が狂うこともあるでしょう。
お持ちの資産を預貯金・保険・資産運用などにいい塩梅で配分し、資産形成と保障のバランスをとりながら家族の安心に備えていきたいですね。