「他社様から見たら良し悪しだと思いますが(笑) 弊社としては『推しの結婚』『推しの引退』『推しの炎上』は社内でのコミュニケーションの一種でもあると考えております。炎上・引退は出来れば一生来てほしくないですが…」。
――「自分も入社したい!」「うらやましい!」などポジティブな反響が沢山寄せられています。反響に対する率直なご感想はございますか?
「社員自身のモチベーションに対して理解がある=良い会社であるとは限らないので、『アットホームな会社です』や『即戦力』とうたう『ブラック企業に騙されないように気を付けてください』でしょうか(笑)。
弊社は基本的には『好きなことをポジティブに仕事にして楽しむ』スタイルなので、もし弊社に興味あれば採用希望のメール待ってます」。
いきいきとした推し活を…
今や日本の主要産業のひとつといっても過言ではない「オタク向け産業」ですが、昨年12月に発表された矢野経済研究所の調査によれば、コロナ禍の影響もありアニメ産業は3000億円から約2600億円に、アイドル産業は特にライブ不可などの影響が大きく2600億円から1500億円程度にまで市場規模が縮小傾向とのこと。
ご自宅でも楽しみやすいプラモデル(310億円で前年比106%)やフィギュア(320億円で102%)などは微増の一方、イベントを中心に楽しむコスプレ衣装(240億円で68.6%)などの業界ではダメージが大きいようでした。
今後コロナ禍が収束していくなかで、より多くのオタクな皆さんがいきいきと推し活をしていくためにも、このような制度は今後も増えていくのではないかと思わされました。みなさんはどう思いましたか?
参考資料
増田 雄三