男性の皆さん、お子さんが生まれたときに“育児休業”、いわゆる育休を取りましたか?厚生労働省が公開しているデータ「男性の育児休業取得促進等に関する参考資料集」によれば、女性の育休取得率は平成19年に80%を超えて以来8割代を推移。一方、男性はずっと1%切りと低い数値が続いていましたが、現在は上昇傾向。令和元年には7.48%まで高まってきました。
10人に一人…とまではまだいかないものの、「自分の周りでも男性が育休を取った」例を見たことがある人も増えてきたのではないでしょうか。
さて今回は、ご夫婦で「育休をバトンタッチした」というご家族をご紹介しましょう。ツイッターに育児漫画を投稿している子持ちしらごさん(@mtana_s)アカウントがシェアした短編漫画『夫婦で育休バトンタッチしました』が注目されています。
記事の後半では、子持ちしらごさんに直接取材。お話を聞いてみました。
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子持ちしらごさんご家族が取得したという「バトンタッチ型育休」。具体的には、まず子持ちしらごさんが1年間の育休を取り、その育休が終わるタイミングで、今度は旦那さんが育休を取るというものでした。現在は、旦那さんが育休スタートから半年が経過し、折返し地点に立とうとしているそうです。
バトンタッチ型の良い点は…
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子持ちしらごさんが考えるバトンタッチ型育休の良さは、「育児に専念する側」と「仕事・育児を両立する側」どちらも経験することでお互いの理解が深まることだそうです。
たしかに、通常は“一緒に”育休を取り、一方が途中で離脱、一方が育児に専念するという形が多いと思うのですが、お互いに同じ経験をすることが相互の理解につながるということはありますよね。実際に旦那さんも育児に対する当事者意識がかなり芽生えたそうです。
一方で心配なのは…
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「我が家はこの形で育休を取得してよかったなと思います」と話す一方、心配なのは、旦那さんの育休が終わってから訪れる「フルタイム共働き」。今後さらに家事や育児の効率化を図り、そのときに備えようと決意する子持ちしらごさんなのでした。
子持ちしらごさんにお話を聞いてみました。
ツイ主さんインタビュー
――どのような理由で「バトンタッチ型」にしようというお話になったのでしょうか?
「夫といつまで育休を取得するかを話し合った際に、自分は『早く職場復帰したい』、夫は『0歳で保育園に預けるのは可哀想』という、この考えもどうかと思いますが…、と考えが食い違いました。
夫婦で話し合ううち、何も女性ばかりが育休を取る必要はない、取りたい方が取ったらいい、ということになり、息子が9カ月になるタイミングで夫とバトンタッチすることにしました」。
――そういう経緯だったんですね。周りにもバトンタッチ型で育休を取られたご家族がおられたんでしょうか?
「周りに同じ形で育休を取る知り合いはいませんでした。夫が職場の上司に1年育休を取る、と伝えた時は『前例がほとんどない』『今が仕事の頑張りどきなのに』など良い反応は貰えませんでした」。
――バトンタッチ型にしてみたいと検討されているご夫婦に、なにかアドバイスはありますか?
「漫画にも描いたとおり、働きながら育児する側、育児に専念する側、どちらの立場も経験することで、お互いの気持ちが理解できるので、この育休の形はオススメしたいです。ただ、取ってみて気付く大変なこともありました。
夫の職場では、夫が育休を取得しているという説明が仕事相手に不十分で『なぜ長い間休んでいるのか』と不信感を抱かれないか、仕事復帰が不安だと言っていました。また、支援センターの仕様がママ専用になっていて戸惑うことが多いそうです。授乳室がとてもオープンな形だったり…。多くのパパが育休を取る世の中になれば、こういった問題は見直されていくのではないかな、と思いますので、取得を迷われているパパがいたら、応援したいです」。
夫婦お互いの理解も進み、パパも幼い子供と接する機会がグッと増えるバトンタッチ型の育休。メリット沢山ですが、一方お話を聞いている中で、社会が実情においついていない現状もあることを感じました。みなさんはどう思いましたか?
「夫婦で育休バトンタッチしました」
— 子持ちしらごϵ( 'Θ' )϶1y2m (@mtana_s) September 18, 2021
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周りに少しずつ育休を取る
パパが増えてきた気がします☺️ウレシイ…
皆さんの育休事情も知りたいな〜#漫画が読めるハッシュタグ #育児漫画 pic.twitter.com/faPLMhHOCv
参考資料
増田 雄三
