育てやすいのがラビットアイ系です。丈夫でよく育ち、枯れにくいのが特徴です。実もなりやすく、多くの収穫が期待できるでしょう。

ただし、ラビットアイ系は1本では実をつけません。ラビットアイ系統の他品種と一緒に植えましょう。

サザンハイブッシュ系マウンテン(左)とラビットアイ系ティアブルー(右)の苗。見た目は変わらない。

ブルーベリーの育て方、収穫量アップのポイント3つ

ブルーベリーは初心者でも育てやすい果樹。ただし、ポイントをおさえて育てないと実が収穫できない可能性もあります。

ポイントを知っていれば、収穫量のアップも期待できるので、ぜひ覚えておいてください。特に気をつけるポイントを3つあげました。さっそくみていきましょう。

その1:酸性の土にする

ブルーベリーを植えるときの土は、専用の土が販売されているほどです。生育や実付きにも影響が出るので、収穫まで楽しみたいという方はこだわったほうがよいでしょう。

品種にもよりますが、ブルーベリーは酸性の土を好みます。通常、植物は中性や弱酸性の土がよいとされています。自宅にある他の植物用に使用している土を使うのなら、消毒した上で、ブルーベリー用に酸度調整をおこなう必要があります。

土を酸性にするには、無調整のピートモス(コケ類が堆積してできた泥炭を乾燥させて砕き、土のようにしたもの)を混ぜます。

初心者の方で手軽に始めたい方は、市販の「ブルーベリーの土」を使うとカンタンです。