収穫

葉が倒れてきたら収穫のサインです。

プランターの場合、葉が倒伏し、大きなたまねぎが地表に顔を出したら収穫のタイミングです。翌春収穫のたまねぎの場合、トウ立ちがしやすいので収穫忘れにご注意を。

収穫したたまねぎは、乾燥させて葉がしんなりとしたら4~5個ずつ束にします。雨や直射日光が当たらない軒下などに吊るして保管しましょう。乾いた場所で保管して下さい。

プランターで育てるカレーの材料その3:じゃがいも(11月下旬~12月収穫)

秋冬はホクホクアツアツのじゃがいも料理が目白押し。じゃがいもは春にも栽培できますが、中間地や暖地の場合は秋植えもおすすめ。秋ジャガイモは冬季の低温貯蔵中にうまみが増すメリットがあります。

植え付け

じゃがいもの植え付けに使うのは苗ではなく、タネイモです。植え付け適期になると、ホームセンター等で秋栽培用のタネイモが出回ります。中間地では9月上旬、暖地では9月中旬までに植え付けましょう。

植え付け時には、タネイモから芽が出ているのを確認するのを忘れずに。秋植えの場合、タネイモは大きさに関わらずカットはしません。25~30センチ間隔で植え付けましょう。

ベランダで栽培する場合、ベランダ家庭菜園でもジャガイモ栽培は可能です。

一般的には深さ30センチ以上の野菜用プランターを使いますが、実はプランターでなくても袋で代用できます。

土が30リットルほど入る袋を用意し底面側面に穴をあけ、プランターとしてタネイモを植え付けましょう。畑がなくても、家庭菜園初心者でも、家にあるものを工夫してお金をかけずに挑戦できます。

収穫

茎葉が枯れたら、地中のじゃがいもが十分に生育した収穫のサイン。収穫した秋じゃがいもは冬の凍結に気を付けて、冷暗所で貯蔵しましょう。

まとめにかえて

カレーのおもな材料である「じゃがいも、にんじん、たまねぎ」は初心者の家庭菜園でも栽培できる野菜です。

どの野菜もカレーの材料だけでなく、常備野菜としても優秀なものばかり。おうちの環境にあったやり方で、ぜひ栽培してみてください。

大城 望