収穫

プランター栽培の場合、種まきから11~12週が収穫適期。根が充実したものから順に収穫します。

収穫後は、すぐに根の際で葉を切り取り土を洗い流しましょう。水気をきり、一本ずつキッチンペーパーで包んだ後、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保管すると安心です。カットしたものを小分けにして冷凍しても大丈夫です。

去年収穫したミニにんじん。発芽さえすれば、その後は手間もかからずラクに育つ。

プランターで育てるカレーの材料その2:たまねぎ

疲労回復効果などが期待できると言われ、古くからハーブとしても食されてきたたまねぎ。カレーはもちろん、スープや炒めもの、煮物の材料にも欠かせない、常にストックしておきたい万能野菜です。

土の準備

たまねぎは日当たり、風通しの良い環境を好み、栽培にはアルカリ性寄りの土壌が適切です。たまねぎ栽培は通常の化成肥料に加え、リン酸肥料を併用するのが成功のポイントです。

連作障害を防ぐため、前作にヒガンバナ科の植物を栽培していないエリアを選ぶのも大切です。

種まきと育苗

たまねぎ苗の植え付け適期は11月~12月上旬です。

プランター栽培では、オニオンセット(子球)が手軽でおすすめ。植え付け適期は、年内収穫なら8月中旬~9月中旬。翌春に収穫するなら10月上旬~10月下旬です。

大きめの野菜用プランターを用意し、底が見えなくなるくらいに底石を敷いたら、野菜用培養土を入れます。

培養土には元肥として、用土10リットルあたり20グラムの化成肥料を混ぜ込みます。土を入れる際には満杯にせず、2~3センチほどウォータースペースを確保してください。

株間を10センチほど取り、オニオンセットを植え付けます。先端が少し見える程度の浅植えにしましょう。最後に、プランターの底から水が出るまでたっぷりと水やりをします。