60代「おひとり様vs夫婦世帯」貯蓄事情をこっそり比較

「60代・おひとりさま世帯」貯蓄事情のリアル

働き方・生き方が多様化し、未婚率や離婚率も上がっています。老後は「おひとりさま」の生活を想定されている人も多いでしょう。

60代・単身世帯の場合についても貯蓄額もみてみましょう。

60代・単身世帯の金融資産保有額の中央値は300万円です。

離婚や死別、結婚はしないという道を選んだ、など事情はそれぞれですが、老後を単身で暮らす人は、今後さらに増えていくでしょう。

おひとりさま世帯の場合は、生活費から介護費用まで、ご自身一人で計画を立てて準備することになります。老後資金の準備については、できるだけ早いころから意識的に取り組む必要がありそうです。

おひとりさま世帯の最大の強みは、自分ひとりの意志でマネープランを決めていけること。たとえばマイホーム購入や資産運用の検討といった場面で、家族から反対意見が出れば、思い通りに進めることは難しいでしょう。

心細さの半面、一人で家計をコントロールできるメリットを生かして、ぜひお金を「貯めて・増やす」ことに目を向けていたいものですね。