効率よく老後の貯蓄を作るための3つのポイント

どうやら老後の年金生活はかなり厳しいものになりそう……ということで、老後に向けて貯蓄を始めようと思い立った方は次の3つのポイントを抑えて貯蓄をしていきましょう。

まず1つ目のポイントは、「老後の必要資金額を明確に把握して」目標金額を設定することです。

老後に必要な金額は、置かれている状況により人それぞれ違います。自分の場合はいくら必要なのかということを把握した上で、計画的に貯蓄を増やすことが大切です。

2つ目のポイントは、「資産運用を取り入れる」ことです。

貯蓄をする上で、資産運用を取り入れた場合とそうでない場合とでは、その結果に大きな違いが生まれます。

資産運用はお金が働いてくれると言われるように、リスクと上手に付き合っていけば、効率よくお金を増やせる可能性があるのです。

いきなり投資を始める前に、資産運用の種類や、自分にはどのような資産運用が向いているのかを確認・把握するところから始めることをおすすめします。

3つ目は、信頼のおける「お金のアドバイザーを味方につける」ことです。

老後資金の計算や、資産運用を取り入れる場合も、自分ひとりで計算したり勉強したりするのはとても大変です。

お金を効率よく増やしていくために活用する金融制度や金融商品は複雑で多岐にわたります。

自分一人で解決しようとすると実際に着手するのが遅くなったり、誤った判断をしたりすることもありますので、お金のアドバイザーを頼りにするのがおすすめです。

実は、NISAやiDeCoは万能ではありません

今は、つみたてニーサ(NISA)やイデコ(iDeCo)など非課税の制度が気になるという方が増えてきています。

「周りの方が始めているから」と、制度について分からないまま始めてしまった結果、本来達成したかった目的や置かれている状況と合わないのに、NISAやiDeCoを始めてしまっていることがよくあります。

老後までの残された時間は人それぞれですが、老後までの時間を有効活用するために、目的に合った適切な制度や金融商品を選択することが大切です。

今回ご紹介した3つのポイントをぜひ守っていただき、計画的かつ後悔のない選択をして、老後までに上手にお金を増やしていただければと思います。

参考資料