店内に設置した大型デジタルサイネージでは、「ドットエスティ」の人気コンテンツ「スタッフボード」を展開。全国の約3,000人から選ばれた人気販売スタッフが、モニターを通じてブランドを超えたコーディネートを提案します。モニターに映るQRコードを読み取るとその販売スタッフにアクセスでき、他のコーディネート確認やフォローも可能です。

また、ミラー型のサイネージを使いスタッフに1対1でスタイリング相談ができる「パーソナルスタイリング」では、事前にネットでお気に入りスタッフの接客予約を行い、自分だけのスタイリングアドバイスを受けることができます。

手に取った商品のバーコードをミラー型サイネージにかざすと詳細が表示され、色違い商品なども確認できます。カメラマークを押せば試着の動画が撮影でき、気になる後ろ姿や動いたときの雰囲気がわかるという利便性も特徴です。

さらに、「ドットエスティ」の会員バーコードをかざすと自分の購入履歴が出るため、それら商品とのコーディネートをスタッフに相談することも可能。そのほか、試着したい商品をサイトで事前予約することや、ネットで購入した商品を店舗で受け取れるサービスも手がけています。

D2Cブランド「コヒナ」も期間限定の「試着専用店舗」を設置

実店舗とサイトの連携の動きは、オリジナルブランドのアパレルをネットで販売するD2C(※)企業にもみられるようになりました。

身長155㎝以下の女性向け向けブランド「コヒナ(COHINA)」を手がけるnewnは、今年5月に4か月限定の「試着専用店舗」を東京・表参道に出店しました。

※自ら企画、生産した商品を、小売店などの中間業者を挟まず、主にECサイトで消費者とダイレクトに取引する販売方法。