「イクメン」とは、厚生労働省によると「子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性」のこと。
もし、子育てを他人事とせず、しっかりとタッグを組んで協力し合える…そんな男性が増えたら、いわゆる「ワンオペ育児」に忙殺されるママはグンと減るはず。
さらには「子育て」という言葉の裏に隠された、母親の辛さ・しんどさが軽減され、子育てにポジティブな印象を抱く人が増えるはず…。なのですが、なぜかSNSでは「イクメン」アカウントが炎上する事例が相次いでいるのです。
「子育ては大いに手を抜いて結構。しかし…」
少し前の話です。とあるパパアカウントのツイートが、ママたちの怒りを買いました。そのツイートとは「大人が手作りご飯なのに、子供がベビーフードなのはいかがなものか。大人がインスタントを食べて、子供に手作りご飯を食べさせるべき」というもの。
おそらく、彼の主張はこう。「子育ては大いに手を抜いて結構。しかし、手を抜くのは子供に関することではなく、自分に関することであるべきだ」
その一例として、自分たちのご飯がおざなりになってもいいから、子供たちにはちゃんとごはんを作ってあげなさい、というツイート。
このツイートがなぜ怒りを買うのか? その理由は単純。世のママたちは、自分はまともな食事をせずに子供の食事を作り、ちゃんと食べさせることに意識を集中させるなんて「当たり前にやっていること」だからです。