若手社員が「ウチの会社、ブラックかも?」と思った4つのケース

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20代後半〜30代にもなると仕事に慣れてきて、自社や競合他社、業界全体のことを広い視野でみられるようになるものです。すると中には「うちの会社の労働環境はおかしいのでは?」と思う瞬間がある人もいるのではないでしょうか。

日本労働調査組合(日労)が今年(2021年)7月21日に「ブラック企業に関するアンケート調査」の結果を発表(対象:全国の20~49歳の会社員、516サンプル)。それによると自身の勤務先をブラック企業だと「思う」のは31.2%と約3人に1人。「思わない」は48.6%、「分からない」は20.2%でした。

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また、「あなたが思うブラック企業の定義を教えてください」という問いへの回答の1位は「サービス残業」の36.9%。2位「ハラスメント」(17.2%)、3位「長時間労働」(15.8%)、4位「残業が多い」(13.7%)、5位「給料が安い」(10.8%)と続いています。

では、実際にはどんなときに会社への疑問を持つのでしょうか。今回は、「うちの会社、ブラックかも」と感じた瞬間について4人の会社員に聞いてみました。

サービス残業は当たり前

建材メーカーで働く20代のAさんは、当然のようにサービス残業を強要されたことに違和感を抱くようになったと言います。

「入社したばかりの頃は忙しさに慣れるのが精一杯で、あまり残業について考えることもなかったし、社会人とはこういうものなのだと思っていた。でも、数年経って他社で働いている友人から話を聞くうちに『これって、もしかしたらブラックなのかも』と思うようになった」と話します。

「先輩や上司からは定時を過ぎてからも仕事を振られて、『今日は日が変わるまで残業だな』と言われたり、金曜の夜に『お前、明日来られる?』と聞かれて、『はい』と答えると『じゃあ、カギ渡しておくからアサイチで来いよ』と言われたり…。よくよく考えるとサービス残業を当たり前のように強要されていたんだと気づき、落ち込んだ」と話していました。

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執筆者
  • 大塚 ちえ
  • コラムニスト/ファイナンシャルプランナー

AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)資格保有。新卒から一貫して証券会社に勤務し、国内株やFX、CFD、先物・オプションなどデリバティブ商品の営業企画に従事。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。「くらしとお金の経済メディア LIMO」のほか、「Mocha」「DRESS」「CHANTO WEB」などに執筆。