たとえば、年金にプラスして毎月30万円ほどの副収入があれば、かなり余裕のある老後生活を過ごせるようになると思います。年金が月15万円、不動産投資からの収入が月30万円で、月45万円もあればハッピーな生活を送ることができるでしょう。

では、50代、60代の方が毎月30万円程度のキャッシュフローを不動産投資で安定的に稼ぐには、どのような方法があるのでしょうか? 具体的に見てみましょう。

月30万円のキャッシュフローを生み出す4つの方法

50代、60代の方が不動産投資を始めるなら、次の4つの方法のうちどれか1つを選んで始めてみるのがいいでしょう。

1. 現金で購入できる、利回りの高い物件を取得する

たとえば、表面利回り10%の収益不動産を現金で購入すれば、管理費を差し引いても6%前後の実質利回りを確保できると思います。

月30万円のキャッシュフローを確保するためには、ざっくり計算して表面利回り10%の5000万円~6000万円規模のアパートを現金で購入できれば、すぐに実現できてしまいます。そこまでの自己資金がないという場合でも、もっと利回りの高い物件を探すことができれば、その分購入資金は少なくて済みます。

仮に表面利回りが20%であれば、ざっくり計算して3000万円のアパートを現金で購入できれば、月30万円のキャッシュフローを確保することができるでしょう。