会社員の退職金、平均はいくらか

これまでは国家公務員の退職金をみてきましたが、会社員の退職金より多いのか早速見ていきましょう。厚生労働省公表の「退職給付(一時金・年金)」によると会社員の平均退職金は以下のとおりです。

大学・大学院卒(管理・事務・技術職)

  • 定年:1983万円
  • 会社都合:2156万円
  • 自己都合:1519万円
  • 早期優遇:2326万円

高校卒(管理・事務・技術職)

  • 定年:1618万円
  • 会社都合:1969万円
  • 自己都合:1079万円
  • 早期優遇:2094万円

会社員は定年退職でも平均退職金は1618万円や1983万円で、国家公務員の2000万円超に届かない結果となりました。

また、総務省統計局発表の「労働力調査」によると最近のコロナ禍で17ヶ月連続で完全失業者数も増加しているというデータもあります。自己都合で退職をした場合、受け取れる退職金も少なくなってしまいますよね。

やはり国家公務員と会社員を比べると、国家公務員の方が多い退職金を受け取れるようです。