40代、みんなの貯蓄額は？

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和2年）」を参考に、40代・二人以上の世帯の貯蓄分布や、その内訳を見ていきましょう。40代はまさにこれから教育費がかかる時期。子どもの食費や通信費用など日常の生活費もかさみます。

【40代・二人以上世帯】金融資産保有額（金融資産を持たない世帯を含む）

  • 金融資産非保有：13.5%
  • 100万円未満：8.7％
  • 100～200万円未満：6.5％
  • 200～300万円未満：7.3％
  • 300～400万円未満：5.1％
  • 400～500万円未満：5.4％
  • 500～700万円未満：8.7％
  • 700～1000万円未満：9.0％
  • 1000～1500万円未満：12.7％
  • 1500～2000万円未満：7.3％
  • 2000～3000万円未満：5.1％
  • 3000万円以上：7.6％
  • 無回答：3.1%

平均：1012万円
中央値：520万円

※平均は大きな数字に引っ張られるため、より実態に近い中央値を参考にしてください。

上記を見ると、40代の貯蓄の中央値は520万円。「1000～1500万円未満」の方が12.7％と最も多いですね。一方で、100万円未満～500万円未満の方は33％と約3割を占めます。

40代の種類別金融商品保有額（金融資産を保有していない世帯を含む）

  • 預貯金（うち運用または将来の備え）：473万円
  • 生命保険：238万円
  • 個人年金保険：81万円
  • 株式：105万円
  • 投資信託：27万円
  • 財形貯蓄：46万円など

貯蓄内訳は、平均の1012万円をもとに紹介されています。預貯金は約半分。それ以外は生命保険や株式、個人年金保険などで資産運用をされていますね。