「退職金2000万円以上」の国家公務員はどのくらい？

では次に、どれくらいの国家公務員が退職金2000万円を受け取っているかを見ていきましょう。

内閣官房公表の「退職手当の支給状況（令和元年度退職者）」による定年退職者の退職金額別の分布は下記のとおりです。

常勤職員（定年）

  • 500万円未満：93人
  • 500～1000万円未満：118人
  • 1000～1500万円未満：500人
  • 1500～2000万円未満：4003人
  • 2000～2500万円未満：6672人
  • 2500～3000万円未満：1143人
  • 3000～3500万円未満：63人
  • 3500～4000万円未満：17人
  • 4000～4500万円未満：68人
  • 4500～5000万円未満：15人
  • 5000～5500万円未満：6人
  • 5500～6000万円未満：1人
  • 6000～6500万円未満：14人
  • 6500～7000万円未満：1人

うち行政職俸給表（－）適用者（定年）

  • 500万円未満：26人
  • 500～1000万円未満：13人
  • 1000～1500万円未満：13人
  • 1500～2000万円未満：505人
  • 2000～2500万円未満：3006人
  • 2500～3000万円未満：258人
  • 3000～3500万円未満：3人
  • 3500～4000万円未満：0人
  • 4000～4500万円未満：1人

※4500万円以上の支給者は該当なし

退職事由が「定年」の場合、退職金額のボリュームゾーンは2000～2500万円となっています。

公務員は定年まで勤めれば安泰というイメージは、あながち間違いではないといえそうです。