自分に合ったライフプランの見直しを
職業や家族構成、ライフスタイルは人それぞれ。老後資金の準備については、一人ひとりが自分に合った方法を考える必要があります。
たとえば会社員か、自営業かでも異なります。会社員は厚生年金や退職金があるので、年金が手厚かったり、退職金を利用することもできるでしょう。一方で定年があるので働ける期間はきまっています。自営業なら国民年金で退職金はありませんが、定年がないので元気な間は働くことができます。
他にも夫婦なのか、おひとりさまか、また老後の住宅事情や交通手段によっても異なります。自分はどのようなセカンドライフを過ごしたいのか、具体的にイメージしましょう。
働き方や暮らし方を考えることで、老後資金についても預貯金だけでよいのか、金融商品もあわせて用意するのかを考えられます。今は無料の動画やオンラインセミナーもあるので、さまざまな方法で情報収集をしてみてくださいね。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］ 令和2年（2020年）調査結果
- 金融審議会「「市場ワーキング・グループ」(第21回)厚生労働省提出資料」
- 公益財団法人生命保険文化センター「リスクに備えるための生活設計」
- 公益財団法人生命保険文化センター「老後の準備はどのような金融商品で行っている？」
宮野 茉莉子
