資産寿命は、こうしてのばす!
では、60代の「年金・貯蓄」に関する数字をまとめると、
- 国民年金の平均年金月額(65~69歳):5万7108円
- 厚生年金保険(第1号)の平均年金月額(65~69歳):14万2972円
- 金融資産保有額(中央値):875万円
となりました。
金融広報中央委員会の「令和2年(2020年)家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によると、60代世帯の「老後のひと月当たり最低予想生活費」は28万円という結果です。
老後資金対策をまったくせずに貯蓄を切り崩して暮らした場合、老後の序盤で金融資産が底をつくことが分りますので、安心して老後生活をスタートできるとは言いがたいでしょう。
「人生100年時代」が近づく今、ご自身の健康寿命だけではなく、資産の寿命も延ばしていきたいものです。そこで視野に入れていただきたい方法の一つが、「資産運用の検討」です。
私がお伝えしている資産運用のポイントは3つです。
- 少額からでも資産運用を今すぐ始めて、長く続ける
- 老後生活中も使わない資金は資産運用をし、お金に働いてもらう
- 成長する資産に投資をしていく
この3つのポイントをおさえて、少しでも大きく資産を増やし、資産の寿命を延ばしていきましょう。