熱戦が続く東京オリンピック。多くの競技が無観客での試合となり、パブリックビューイングも中止が相次ぐ中ですから、ご自宅のテレビで楽しまれている人が多いのではないでしょうか。

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そんな中、東京都大田区・大岡山の路上で撮影されたある写真がツイッターで話題を集めています。この写真、本当に令和…?今回、まるでタイムトリップしたかのような気持ちになれる投稿をしたTNGCさん(@phi496)のツイートに注目。お話を伺いました。

昭和?それとも令和?

若い皆さんはご存知ないかもしれませんが、テレビが各家庭に浸透する前の1950年代、60年代は「街頭テレビ」という文化があったんです。有名なプロレスラー・力道山対シャープ兄弟の試合には、2万人の人が街頭テレビに殺到したという話も残されていたりします。人々が電気屋さんなどの前で人だかりを作って、テレビ中継に熱中したもんなんです。ほら、ちょうどこんな風に。

画像出典:@phi496

レトロな雰囲気の電気屋さんの前、人々が集まって見つめるのは、テレビのオリンピック中継。まるで“昭和”、1969年開催の東京オリンピックのときのような風景にも見えますが、これ、令和の東京なんです。

昔ながらの電気屋の前で通行人が足を止めてオリンピックの試合を観ている光景、令和じゃない感がある(@phi496より引用)

TNGCさんも思わずそう思ってしまうほどに、漂う“昭和感”。これには驚きを隠せない人も多かったようです。

「えっ?令和?」

この写真に、読者の皆さんからは様々な反響が。「果てしない昭和感」「えっ?令和?」と昭和ムードを感じてしまった人や、一方で「おっちゃんの電動自転車が昭和感を打ち消している」「電チャリで現代とわかってしまうw」と令和ならではのアイテムに気付いてしまう人も。投稿には、約5万件のリツイート、28万件の「いいね」が寄せられています。