60代の貯蓄に大きな格差 年金はどれくらい?

Piggy Bank and clock/shutterstock.com

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多くの人が定年を迎える、60代。住宅ローンや教育費なども支払いのめどがつき、退職金や年金でのんびりと老後を楽しもうと考えている人もいるのではないでしょうか。

近年は定年退職後の再雇用制度も浸透しはじめており、「定年後も働き続ける」ということが当たり前になる時代がくるかもしれません。

こうした背景もあり、老後のお金のことは、何となく後回しにしてしまうものです。

そこで今回は、定年を迎える60代について、気になるお金事情をチェックしていきましょう。

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60代の貯蓄は平均1700万円?

金融広報中央委員会が2021年2月に公表した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年(2020)調査結果」によると、全体(20代~70代以上の世代)の貯金額は下記の通りです。

  • 平均値:1436万円
  • 中央値:650万円

※中央値は、数を順に並べたときに、真ん中にある数値。平均値より実体に近い。

このうち、60代に絞ってみると、貯蓄は次の通りとなります。

  • 平均値:1745万円(全体平均+309万円)
  • 中央値:875万円(全体平均+225万円)

平均値、中央値ともに全体平均から200~300万円ほど大きい額となりました。現役世代のうちから積み上げてきた貯蓄の成果が出ているといえそうです。

それでは、貯蓄の増減や、何に使ったかなど、細かいお金事情も次項でながめていきます。

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執筆者
  • 齊藤 慧
  • 記者/編集者/元Webマーケター

中央大学法学部出身。大学卒業後、一部上場大手IT企業を経て、2013年からは厚生労働省の記者クラブにて、医療や介護などの社会保障を取り扱う専門紙の新聞記者として約3年勤務。主な取材先は厚生労働省や財務省などの関連省庁や国会議員など。高齢者の医療・介護保険の普及のために、難解な制度をわかりやすくまとめて発信。その後、GMOインターネットグループや弁護士ドットコム株式会社をはじめとする複数のIT企業にて、経営者向けメディア、バックオフィスや弁護士、税理士など士業向けの転職支援メディア、ITガジェット系のウェブメディアなどのオウンドメディアの立ち上げを経験。編集畑での10年以上のコンテンツ経験を活かすべく、現在はLIMO編集部所属。